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Maison et Objet-2011

1月21日~1月25日までの5日間、フランスで開催された「メゾン・エ・オブジェ」に
初めて出展して参りました。
「メゾン・エ・オブジェ」はホーム・ファッションでは世界的にトレンド発信の場として
固定されつつあるようです。
会場はとても広大でHALL1~HALL8まであり、私達がいたHALL6でさえ
すべてチェックする事が難しいぐらい、広いです。

HALL6の入り口(2F)より会場へ降りてすぐに「J SYLE+」のブース。
日本の選抜された企業12社のうちの1社として参加しました。


J STYLE+のブースは少し暗めの会場に仕上がっていて
立体漉和紙の照明にはありがたい暗さでした。
今回は展示スペースが限られておりましたので大型なものはあまり展示が
できませんでしたが、一番手前に映っているのが「SPRING」です。
橋田規子さんデザインです。


初日はブース内小物雑貨に人が多く集まり、少し焦りましたが
翌日からは怒涛の4日間。
通訳の方には5日間アテンドしてもらいましたが、それではもちろん
人が足りないので、たどたどしい英語と教えてもらったフランス語の単語で
立体漉和紙の魅力・説明をしました。
和紙は和紙でも、弊社の立体漉和紙は一見和紙らしい!と思って飛びつく
和紙の表情ではありません。
ですが、来訪いただいたバイヤーさんやデザイナーさんにはすぐに
違いが分かったようで、和紙を通したあかりの優しさ柔らかさには
多くの引合いや注文を頂戴しました。
中には5日間のうち、4日間通っていただいたデザイナーの方もいました。
立体漉和紙のファンを増やせたかなり内容の濃い5日間でした。

またアテンドしていて気づくのが挨拶。
必ず挨拶「ボンジュール」から始まって、一通りの説明を終えると
「メルシーボクー」「オーヴォワール」
「ありがとう」「さようなら」
いま、日本でもこれをきちんと言う方、少なくなっていますよね。
フランスの方はよく喋りますが(そうでない方はごめんなさい)
挨拶がちゃんとしていてとても気持ちの良いものでした。